お知らせ
お知らせ : 令和5年 陶祖祭
令和5年4月15日(土)滝呂陶磁器工業協同組合主催、滝呂陶祖祭が執り行われました。
ようやく新型コロナウィルスの影響も出口が見え始め、関係者の皆さま参席のもと、陶祖祭式典を行いました。
雨天の中、組合員により、陶祖碑を参拝、会場を移し、開式の辞から始まり、神霊降臨を仰ぎ、その偉業を称え、滝呂陶業の繁栄と滝呂町の発展を祈念し、感謝の意を捧げる加藤理事長による祭文奉読、玉串奉奠、昇神、閉式の辞で神事終了。
その後、関係者の皆様との懇親会が行われました。
恒例の餅投げは、雨天のため会場前にて配布。たくさんの列ができました。
文献によれば寛政5年2月滝呂郷の加藤定吉翁が京都聖護院御門主へ水指しを献上して、滝呂焼の御銘を賜ってより大いに面目をほどこし、以来年々上納に努めたといわれています。
この加藤定吉翁をはじめ、滝呂地区の窯業発展に寄与した先人を総じて陶祖と仰ぎこの碑を建立されたそうです。
陶祖碑建設にあたって、昭和28年5月の総会において提案され、昭和29年5月の理事会において当時の理事長柴田桂一氏の発議により建設委員会が設置されました。
松原太蔵氏等により、陶祖の歴史等の探求が始まる。当組合創立30周年を記念して昭和35年4月建立。
当組合理事長の祭文奉読では、昨今の業界の状況や、組合をあげての、新しい取り組みなどが盛り込まれていました。
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